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「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

4 「うつ」と「はぐれ豚」?

蹊・・・「うつ」と「はぐれ豚」?

 今日お医者さん
 受付
 ちょっとの差で。
 先を越された老夫婦
 待合室ブツブツ話してる

 「俺は・・○○って薬が良いんだが・・ココじゃくれない。」
 「あんた。最近『うつ』症状が酷いから・・薬を変えてもらったら」
 「・・○○を飲んでれば調子が良いんだが・・。」
 「それなら、ここの医者に来る必要ないじゃないの。」
 なんて。
 非常に「ゆっくり」とした会話聞こえてくる

 この調子なら。
 「問診は早いだろう。薬を変えて貰うだけなのだから。」
 と思っていたら・・40分経っても出てきやしない

 何してんだっ!
 と・・すこおし激怒したのだけれど。

 ふと。
 考えて見ると。
 我が国では、「薬」を含めて「素人専門家が多い」よーな気がする
 我が父も。
 ズーっと「糖尿病」と「高血圧」を患っていたので。
 ○○とか△△とか。
 「薬の名前」ソラ言えた

 は。
 NTTの「番号案内」「父の名」を伝え・・電話番号聞いた
 と云う「重い十字架」背負っているので。
 とてもじゃないが。
 「薬の名前」なんて・・覚えられる筈がない

 そんな私は。
 「薬」って「2種類だけ」って思ってる
 「熱」を下げたり、「咳」を止めたり、「腹痛」を和らげたり、「下痢」を止めたり
 って・・身体の機能を補完?する「物質」と、
 「細菌を殺す」って「抗生物質」・・2つ

 「体温が上がる」のは・・熱に弱い細菌殺すため
 「咳」が出るのは・・気管支で増殖する細菌吐き出すため
 そんな時に。
 強引に「解熱剤」で熱を下げ、「咳止め薬」で「咳」を止める
 「細菌」が・・死なないし、吐き出されないのではないのだろーか
 「胃腸薬」は。
 「ドチラかが効くだろう」って「下痢」と「便秘」両方に有効な成分一緒に入ってる
 「ゲリ」で便所に張り付いてる時に、「下剤入り」なの・・か?
 それに。
 「抗生物質」なんて。
 「風邪」や「インフルエンザ」の「ウィルス」には「全く歯が立たない」クセに、
 「腸内細菌」見事に全滅させる

 ドッチにしろ「薬」ってのは。
 「人間本来の機能を補完する」どころか
 「自然治癒力」「喧嘩」売ってる・・としか感じない

 実際
 「発熱」や「咳」や「腹痛」や「下痢」なんて症状を伴う「風邪」の時は。
 「薬を飲まない」方早く完治するって「報告」がある・・し。
 「インフルエンザ」だって
 「最新の抗生物質」飲んでも、症状が和らぐのは・・「1日早いだけ」らしい。
 それ「引き換え」に。
 「腸内細菌の全滅」で・・直に「風邪」をひくよーな「弱い体質」になってしまう

 医療費国庫負担額が激増し、パンクしそーな状態なので。
 「手術」とか
 「交通事故」とか
 ホントに「死にかけてる」状況でしか「薬」を使わない
 ってコトにすりゃ
 国庫負担額も激減して、日本国民全員が・・元気になる
 でも。
 そーなりゃ・・「年金」支出が増える
 う~ん。
 「年寄り」にだけ・・「薬」を処方する。・・ってか?
 ・・・

 私と一緒に入社?した同期連中
 職場の上司たち・・困ってた

 「お前らは、判らないコトがあれば、如何して上司に相談しないんだ?」
 って。
 「判んない」と同期生同士で相談して・・「勝手な仕事」をしてしまう
 そーして。
 「失敗」しては、職場に迷惑を掛ける
 だから。
 「判らないコト上司(その道の専門家)に聞く」のは良いが。
 「判らないモン(ちょっとした経験者)聞いて適当にする」なんてコト許されない
 って・・学んだ

 前出の老夫婦も。
 「奥さん」が一所懸命に説明してた・・し。
 判らなければっ
 ・・医者(専門家)に聞け!

 前にも書いたが。
 随分前
 ビンボな「ツレ」が、
 結婚式をしたいっ!
 なんて・・無謀なコト言い出した

 「きりすと者」ではないが。
 いちおう「みっしょん・すくーる」なんて出てるので、
 「似たよーな会派(・・良いのか?)の教会」・・近所で探した
 在学中には。
 「あっせんぶり・あわぁ」に出席したことすらなかったのに

 「信者」じゃねーが・・結婚式がしたいっ!

 って「ナシをつける」と。
 結婚する「カップル(ツレ)」で、
 毎週、「みさ」に通うハメになった

 丁度。
 今頃の季節
 その教会じゃ信者同士で「くりすます・ぱーてー」を開くと云う。
 仕方なく・・出席した

 近くの「ブッ潰れた教会」から「信者」が数人・・流れて来てたらしい。
 彼ら一人が。
 「ギターが得意だ」自己紹介する

 すると。
 私の近くに座ってた「ばばぁ」
 オッ
 「お婆さま」がっ

 ホントに上手ねっ。TVに出ればいいのにっ!
 って・・褒めた

 「弱者同士」の・・「傷の舐(な)め合(あ)い」

 背筋が、ぞーっとしたのを思い出す

 「強者」
 「生意気なエゴ」「虚勢を張る」のを見るのは、確かにうっとおしい
 でも。
 笑える部分も・・多い

 しかし。
 「弱者同士」の「傷の舐め合い」
 なんて・・如何すりゃ良いの?
 ・・痛々しくって、笑えもしない

 そん時の私は。
 未だ「うつ」を発症していなかったけれども。
 今でさえ
 その「薄気味悪い感触」忘れられない

 は。
 「痛い」のなら
 みーんなで集まって、「慰め合う」んじゃなく
 独りっ切り「傷を癒す」ことだけ考える
 だって。
 幾ら何処が「痛い」って説明しても
 素人(ひと)判る筈がないのだから。
 それに。
 「虚構(きょこう)の中に身を投じて、憐憫(れんびん)を得る」
 なんて「薄気味悪い」コトには。
 ・・「虚(むな)しさ」しか感じない

 「うつ」の主治医関係
 「密教」「師」「弟子」のように感じている

 「密教」の究極の目的
 「宇宙と一体になること」だと云う。
 そんなこと。
 「文書」や「言葉」なんかじゃ説明できはしない
 だから。
 「師」「秘密の教義(奥義)」伝えるんじゃなく
 「師」自(みずか)の経験から、弟子「宇宙と一体」になり易い状態に導く

 「曼荼羅(まんだら)」を使い「世界観(宇宙観)」を髣髴(ほうふつ)させたり
 「香」を焚いて「現世」から切り離したり
 或る時「教本」を教え
 或る時「問答」をする
 そうして。
 何時しか「弟子」自身「宇宙との一体化」を経験する

 「うつ」も同じじゃないのだろうか

 「主治医」は。
 私の「行動」や「その時々の考え方」ジッと聴き
 然るべき「アドヴァイス」をして、修正する
 は。
 その「アドヴァイス」に従って「行動」や「考え方」変え
 その「結果」伝える
 「主治医」は。
 再び、私の「行動」や「考え方」を聴き
 然るべき「アドヴァイス」をして、修正していく
 この繰り返しである。
 そして。
 「うつ」ではない状態導こうとする

 「うつ」からの脱却なんて
 所詮「私自身」にしか出来ないのだから

 だから。
 「薬」にも
 「素人専門家」にも
 「傷の舐め合い」にも
 全く興味が無い

 そうして。
 「うつ」であっても
 「一匹狼」を気取っていたい
 ・・・「逸(はぐ)れ豚」だろうって?


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